好転反応について



まれに、鍼灸治療の後は好転反応と言われる体の調整機能が働きます。
東洋医学的には〈瞑眩=めいげん〉と呼び、
治療効果の指標として重要視される反応です。


 

主な好転反応


弛緩反応
だるい、眠いなどの倦怠感

過敏反応
便秘、下痢、発汗、腫れ、痛み

排泄・解毒反応
発疹、吹き出物、目やに、尿の色の変化

回復反応
発熱、痛み、吐き気、腹痛


これらは慢性疾患が自然治癒力によって健康を取り戻す過程に見られる、
転調作用と考えられております。

多くの場合は施術の翌日から2~3日間ですが、
長ければ2週間位続く場合もありますし、
ほとんどの方は全くでません。

いずれにせよ一時的なものですので心配はございません。
体が順応するにつれて自然と治まりますが、
その強弱は病状の深さと関係します。